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単行本

地域福祉マネジメントと評価的思考

重層的支援体制整備の方法

著:平野 隆之

紙版

内容紹介

社会福祉の包括的な支援体制構築のために,新たに導入された「重層的支援体制整備事業」。その評価の場を運営する地域福祉マネジメントをさまざまな自治体で試みた実験の成果から,「評価的思考」の有効性を解説する。自治体のマネジャー研修のテキストに最適。

目次

序章 評価的思考による重層的支援体制整備へのアプローチ
第Ⅰ部 「評価的思考」の研究枠組み──重層的支援体制整備の方法の構造
 第1章 地域福祉から捉えた重層的支援の体制整備事業
 第2章 「A+B+C重層モデル」で捉える体制整備の方法と作用
 第3章 所管課における評価的思考と重層的思考
 第4章 評価活動の共同経営と所管課エンパワメント
第Ⅱ部 評価活動の応用実験──プロセスと成果
 第5章 「重層的な地域人材」の発掘・育成のプログラム開発──伊那市・東近江市・長久手市
 第6章 「重層的な地域拠点」の体制整備と相互評価──江戸川区
 第7章 体制整備の作用から捉えた官民協働プロジェクト──豊田市・久留米市
 第8章 地域福祉課の体制整備と評価活動の展開──春日井市・芦屋市
終章 「評価活動」にはじまる「重層的支援体制整備の方法」の構築

著者略歴

著:平野 隆之
日本福祉大学大学院特任教授

ISBN:9784641174917
出版社:有斐閣
判型:A5
ページ数:342ページ
定価:3500円(本体)
発行年月日:2023年11月
発売日:2023年11月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JKS