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単行本

米欧同盟の協調と対立

二十一世紀国際社会の構造

著:渡邊 啓貴

紙版

内容紹介

英米「特別の関係」が言われる半面で米欧関係は確執に満ちている。ヨーロッパは,EUとして一体性を増してもいる。では,米欧関係とはいかなる関係であり,米欧同盟とはいかなる同盟なのか。米西戦争からイラク戦争とその後に至るまでの米欧関係を分析・考察する。

目次

はじめに
第1章 力関係の逆転と覇権的協力関係
第2章 「新冷戦」から冷戦の終結へ
第3章 覇者の責任と驕り
第4章 対立と和解──イラク戦争をめぐる米欧関係
第5章 超大国の普遍的論理と行動──どのようにして優位性を維持していくのか
第6章 多極的世界と多国間主義の論理と限界
終 章 「安全保障共同体」としての同盟とグローバルな見識
  あとがき

著者略歴

著:渡邊 啓貴
東京外国語大学教授(在仏日本大使館 広報・文化担当公使、2008年4月~10年3月予定)

ISBN:9784641173453
出版社:有斐閣
判型:4-6
ページ数:284ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2008年07月
発売日:2008年07月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPS