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単行本

嘘とだましの心理学

戦略的なだましからあたたかい嘘まで

編:箱田 裕司
編:仁平 義明

紙版

内容紹介

錯覚,詐欺,虚偽自白,動物のだまし行動,ポリグラフ,虚言症等,嘘・だましの第一線の研究知見を紹介しながら,日常に潜む,高度で複雑だけどおもしろい「嘘」「だまし」を解き明かす。「嘘とだましの心理学」の全体像をつかむのに最適な,初めての概説書。

目次

刊行に寄せて=辻敬一郎/序 章 なぜ今,嘘とだましなのか=箱田裕司
第1部 嘘とだましの実際 第1章 目の前にある嘘とだまし──錯覚=北岡明佳/第2章 勧誘の嘘とだまし──悪徳商法の心理的メカニズム=仁平義明/第3章 医療場面における嘘──小児癌の告知=吉成みやこ/第4章 司法現場における嘘とだまし──証言・供述・冤罪=浜田寿美男・脇中 洋
第2部 嘘とだましの系統発生・個体発生 第5章 嘘とだましの進化──霊長類の嘘・だまし=平田 聡/第6章 嘘とだましの発達──子どものウソは「嘘」?=内田伸子/第7章 嘘とだましの人格と病理──空想虚言症とミュンヒハウゼン症候群=石垣琢麿
第3部 嘘とだましのメカニズム 第8章 嘘認知のメカニズム──主観的真偽と客観的真偽=村井潤一郎/第9章 嘘の生理心理学的メカニズム──犯罪捜査における嘘発見=小林孝寛・桐生正幸・平 伸二/第10章 嘘の脳内メカニズム──脳機能画像研究を中心に=藤井俊勝・阿部修士/終 章 本書を終えるにあたって=箱田裕司

著者略歴

編:箱田 裕司
九州大学教授
編:仁平 義明
東北大学教授

ISBN:9784641173200
出版社:有斐閣
判型:A5
ページ数:306ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2006年07月
発売日:2006年07月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VSP