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単行本

日本の労働市場

経済学者の視点

編:川口 大司

紙版

内容紹介

第一線の研究者が,重要な研究をバランスよく紹介し,分析手法について丁寧に解説したうえで,まだ明らかになっていない問題を提示し,課題解決のための政策対応を模索する。働くことの未来を考えるためのヒントに満ちた一冊。

目次

序章 社会経済環境の変化と今後の労働市場の課題(川口大司)
第Ⅰ部 労働市場と技能形成 第1章 日本的人事の変容と内部労働市場(大湾秀雄・佐藤香織)/第2章 労働契約・雇用管理の多様化(玄田有史)/第3章 人的資本と教育政策(佐野晋平)
第Ⅱ部 労働市場における課題と政策対応 第4章 地域経済が抱える課題と労働市場(太田聰一)/第5章 高齢者雇用の現状と政策課題(近藤絢子)/第6章 女性活躍が進まない原因(原ひろみ)/第7章 移民・外国人労働者のインパクト(神林龍・橋本由紀)/第8章 障がい者雇用を取り巻く現状と課題(坂本徳仁・森悠子)/第9章 失業保険政策(酒井 正)/第10章 貧困問題と生活保護政策(勇上和史・田中喜行・森本敦志)
第Ⅲ部 労働経済分析のフロンティア 第11章 エビデンス・ベースの労働政策のための計量経済学(小原美紀)/第12章 労働経済理論(川田恵介)/第13章 労働経済学における実験的手法(佐々木勝・森知晴)/第14章 労働経済学における行動経済学的アプローチ(大竹文雄)
終章 社会の課題に労働経済学はどのように応えるのか?(川口大司)

著者略歴

編:川口 大司
東京大学教授

ISBN:9784641165120
出版社:有斐閣
判型:A5
ページ数:430ページ
定価:3600円(本体)
発行年月日:2017年11月
発売日:2017年11月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBF