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有斐閣ストゥディア

メディア社会論

編:辻 泉
編:南田 勝也
編:土橋 臣吾

紙版

内容紹介

スマホやSNSなど身近なものから,ビッグデータ,ポストトゥルースなど最新のテーマまで,私たちをとりまく「メディア」と社会との関係を一から学べる入門テキスト。「流動化」「個人化」「再帰化」という3つのキーワードで「メディア社会」をよみとく。

目次

第1章 メディア社会論のために(辻泉)
第Ⅰ部 メディアの来歴:流動化
 第2章 ネットワーク化の来歴──メディアがつないできたもの(溝尻真也)/第3章 モバイル・デバイスの来歴──場所感覚の喪失と創出(木島由晶)/第4章 コンテンツ・メディアの来歴──ソリッドなスター/リキッドなアイドル(永井純一)
第Ⅱ部 メディアの功罪:個人化
 第5章 ソーシャル・メディアの功罪──SNS的つながりの実相(團康晃)/第6章 デジタル・コンテンツの功罪──データ化した音楽作品とその価値(南田勝也)/第7章 ネット広告の功罪──監視社会と消費行動への自由(加島卓)/第8章 ユビキタス/ビッグデータの功罪──「わたし」という閉域,「みんな」の可視化(土橋臣吾)
第Ⅲ部 メディア社会の構想:再帰化
 第9章 変わりゆくリアリティ──二項対立から多項対立の時代へ(辻泉)/第10章 変わりゆくコンテンツ──鑑賞からプレイへ(南田勝也)/第11章 変わりゆくテクノロジー──分断された「わたし」からモバイルな社会性へ(土橋臣吾)

著者略歴

編:辻 泉
中央大学教授
編:南田 勝也
武蔵大学教授
編:土橋 臣吾
法政大学准教授

ISBN:9784641150553
出版社:有斐閣
判型:A5
ページ数:236ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2018年09月
発売日:2018年09月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:UD