単行本
大人のための社会科
未来を語るために
他著:井手 英策
他著:宇野 重規
他著:坂井 豊貴
紙版
内容紹介
気鋭の社会科学者が,日本社会を12のキーワードから解きほぐし,未来への方向性を示す。「反知性主義」が幅をきかせる時代において,私たちがきちんと考え,将来を語り合うための共通の理解,土台となりうる「大人のための教科書」の誕生!
目次
序 社会をほどき,結びなおすために──反知性主義へのささやかな抵抗
第Ⅰ部 歴史のなかの「いま」
第1章 GDP──「社会のよさ」とは何だろうか
第2章 勤労──生きづらさを加速させる自己責任の社会
第3章 時代──時代を分けることと捉えること
第Ⅱ部 〈私たち〉のゆらぎ
第4章 多数決──私たちのことを私たちで決める
第5章 運動──異議申し立てと正統性
第6章 私──自分の声が社会に届かない
第Ⅲ部 社会を支えるもの
第7章 公正──等しく扱われること
第8章 信頼──社会を支えるベースライン
第9章 ニーズ──税を「取られるもの」から「みんなのたくわえ」に変える
第Ⅳ部 未来を語るために
第10章 歴史認識──過去をひらき未来につなぐ
第11章 公──「生活の場」「生産の場」「保障の場」を作りかえる
第12章 希望──「まだ─ない」ものの力
ISBN:9784641149205
。出版社:有斐閣
。判型:4-6
。ページ数:250ページ
。定価:1500円(本体)
。発行年月日:2017年09月
。発売日:2017年09月01日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB。