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倒産法の実践

編:伊藤 眞
編:園尾 隆司
編:多比羅 誠

紙版

内容紹介

倒産法分野における最新または重要な実務上,理論上の問題を探究。倒産実体法における担保,否認,相殺,契約といった分野や関連する諸問題について,第一線の実務家・研究者が今日的課題を考察する。才口千晴元最高裁判所判事・弁護士喜寿記念出版。

目次

株主代表訴訟の外延と倒産手続との交錯──会社の責任財産の保全と株主の地位=伊藤 眞
「財産散逸防止義務」再考=岡 伸浩
事業譲渡を目的とする再生手続の活用=鹿子木 康
連帯債権と破産手続=道垣内弘人
倒産と非典型担保=内田 貴
別除権協定にかかる問題点──再生現場の視点から=多比羅 誠
別除権協定が失効した場合の取扱い=小林信明
包括的債権譲渡担保権の倒産上の取扱い──「循環型ABL」を念頭に置いて=中島弘雅
留置権の倒産法上の扱い=相澤光江
所有権留保──判例理論の到達点と今後=坂井秀行・武士俣隆介
動産売買先取特権の倒産上の扱い=進士 肇
無償否認に関する若干の考察──最近の裁判例を手がかりに=山本和彦
無償行為否認と詐害行為否認の関係──代理人の報酬否認事件から考える=佐藤鉄男
詐害行為否認=池田 靖・志甫治宣
対抗要件否認=長島良成
否認の手続と否認訴訟──現在の制度設計の問題点と将来の制度設計について=園尾隆司
倒産手続における停止条件付債権を受働債権とする相殺=加々美博久
投資信託と相殺=髙山崇彦
賃貸借契約と倒産──平常時における契約法と倒産実体法との関係から=綾 克己
破産手続上の請負契約──民法改正を見据えた規律に関する一考察=石塚重臣・門口正人
委任契約と倒産=北澤純一
才口千晴先生からいただいたもの=林 道晴

ISBN:9784641137455
出版社:有斐閣
判型:A5
ページ数:466ページ
定価:7700円(本体)
発行年月日:2016年09月
発売日:2016年09月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LNAA