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単行本

法哲学と法哲学の対話

著:安藤 馨
著:大屋 雄裕

紙版

内容紹介

「法学」において法哲学の占めるべき位置はあるか,どこに。その内部での議論は実定法学に何を伝えるのか──こうした疑問を受けとめて,気鋭の論者ふたりの対話は,やがて法学の内外へと議論を誘発していく。対話がもたらすものは幸福か。知的世界は変わるのだろうか。

目次

( )内は,各テーマの(提題者・応答者/コメンテーター)を示す。
第1テーマ 権利と人権のあいだ(大屋・安藤/倫理学からのコメント:江口 聡)
第2テーマ 団体が,そして団体のみが(安藤・大屋/民法学からのコメント:水津太郎)
第3テーマ 平等の平等か,不平等の平等か(大屋・安藤:政治哲学からのコメント:井上 彰)
第4テーマ 法と危険と責任と(安藤・大屋/刑法学からのコメント:佐藤拓磨)
第5テーマ 正義・同一性・差異(大屋・安藤/政治学からのコメント:田村哲樹)
第6テーマ 最高ですか?(安藤・大屋/憲法学からのコメント:片桐直人)
少し離れたところからの眺め──としての対話(米村幸太郎)

著者略歴

著:安藤 馨
神戸大学准教授
著:大屋 雄裕
慶應義塾大学教授

ISBN:9784641125933
出版社:有斐閣
判型:4-6
ページ数:366ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2017年04月
発売日:2017年04月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LA