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分裂と統合で読む 日本中世史

著:谷口 雄太

紙版

内容紹介

網野善彦以後の20年、「日本論」の現在と未来を考える――。気鋭の中世史家が歴史から現代を読み解く新たな方向性を導き出す!                      
「じつは東西南北に広く、その国土も意外と大きい日本列島では、長い歴史のなかで豊かな地域的・文化的多様性が育まれてきた」ことを、中世史を中心に日本史全体の研究最前線からあらためて提示し、「いくつもの日本」の姿を紹介する。
さらに上記の多様性を踏まえつつ、「南北朝」「応仁の乱」など、分裂と統合を繰り返す中世史の実態から、「多様な社会を統合する」契機を提示し、国家における「分裂と統合」の普遍的な意味を探り、現代を考える手段を提示する

著者略歴

著:谷口 雄太
東京大学大学院研究員

ISBN:9784634151796
出版社:山川出版社
判型:4-6
ページ数:240ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2021年09月
発売日:2021年09月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ