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転換期を読む

ホッブズの弁明/異端

著:トマス・ホッブズ
編訳:水田 洋

紙版

内容紹介

ホッブズの核心を明かす、論争的小論二篇を収録!
トマス・ホッブズの大著『リヴァイアサン』刊行当時のイギリスの政治的・宗教的に入り組む情勢のなか、心情的な忠誠問題を突きつける論敵たちに対してホッブズは二つの論文で反論した。巧妙な語り口で自分の主張を擁護する「トマス・ホッブズの弁明」、そして信仰内容を単純化することで論争の余地を封じた「異端についての歴史的説明と、それについての処罰」。主著『リヴァイアサン』で述べられた核心が凝縮された一冊。

目次
トマス・ホッブズの弁明
異端についての歴史的説明と、それについての処罰/解説

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トマス・ホッブズの弁明
異端についての歴史的説明と、それについての処罰/解説

著者略歴

著:トマス・ホッブズ
1588年-1679年。イギリスの哲学者、政治思想家。主著は『法の原理』(1640)『物体論』(1655)『人間論』(1658)『国家論』(1642)『リヴァイアサン』(1651)など。
編訳:水田 洋
[編訳者]水田洋(みずた・ひろし)1919年、東京都生まれ。名古屋大学名誉教授。社会思想史専攻。著書に『近代人の形成―近代社会観成立史』(東京大学出版会)『アダム・スミス研究』(未來社)『近代思想の展開』(新評論)『時流と風土』(御茶の水書房)『思想の国際転位―比較思想史的研究』(名古屋大学出版会)、訳書にボルケナウ『封建的世界像から近代的世界像へ』(みすず書房)ホッブズ『リヴァイアサン』スミス『法学講義』(岩波文庫)ほか。

ISBN:9784624934323
出版社:未来社
判型:4-6
ページ数:128ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2011年06月
発売日:2011年06月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDHR
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:QDX