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転換期を読む 7

幻視のなかの政治

著:埴谷 雄高
解説:高橋 順一

紙版

内容紹介

政治の裸にされた原理は、「やつは敵である。敵を殺せ。」に尽きる──戦争と集団殺戮という20世紀の政治の深奥に横たわる死を見すえ、1960年代の「政治の季節」に大きな影響を与えた原著を、新たに版を組みなおして復刊する。戦後文学を代表する『死霊』の著者であり、先ごろ大部の全集も完結した“来たるべき作家”埴谷雄高が、階級闘争と革命の彼方を幻視した全10章に、共感と批判を交えた懇切な解説を付し、現代に蘇る政治評論の名著。
目次
序詞 権力について
政治のなかの死
憎悪の哲学
目的は手段を浄化しうるか
敵と味方
転換期における人間理性
組織の闘争と敵
フルシチョフ主義の秘密
指導者の恐怖
指導者の死滅
革命の意味

あとがき
解説──高橋順一

目次

序詞 権力について
政治のなかの死
憎悪の哲学
目的は手段を浄化しうるか
敵と味方
転換期における人間理性
組織の闘争と敵
フルシチョフ主義の秘密
指導者の恐怖
指導者の死滅
革命の意味

あとがき
解説──高橋順一

ISBN:9784624934279
出版社:未来社
判型:4-6
ページ数:208ページ
定価:2400円(本体)
発行年月日:2001年12月
発売日:2001年12月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JP