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モダニズムとハーレム・ルネッサンス

黒人文化とアメリカ

著:ヒューストン・A・ベイカー・ジュニア
訳:小林 憲二

紙版

内容紹介

アメリカ黒人の芸術家や知識人が小説・詩・音楽・絵画などさまざまな文化表象の分野でおおいに活躍した1920年代のハーレム・ルネッサンスから、アメリカ黒人文化の原風景を遡る。「ミンストレル・ショー」やブルースについて縦横に論じつつ、随所に自伝的要素ももりこみながら「もうひとつのアメリカ文化史」を描き出す。ヘンリー・ルイス・ゲイツ・ジュニアとならぶ黒人研究者・文学理論家の日本初訳。

目次

序 黒人文化をめぐる「モダン」の規準
第1章 白人中心主義を超える可能性
第2章 ハーレム・ルネッサンスは「失敗」だったか?
第3章 ミンストレル・ショー――仮面に宿る精神
第4章 『奴隷から身を興して』――形式の修得
第5章 『おれたちは仮面をかぶる』対『女まじない師』
第6章 戦略としての「形式の修得」と「修得の変形」
第7章 キャリバンから『黒人のたましい』へ
第8章 『新しいニグロ』――民族的な自己表現
第9章 ハーレム――アフリカ的世界共同体の中心地
第10章 ハーレム・ルネッサンスを超えて文芸復興主義へ
第11章 ブルース的地勢図がもたらす救済の音色


訳者あとがき
索引

目次

目次

序 黒人文化をめぐる「モダン」の規準
第1章 白人中心主義を超える可能性
第2章 ハーレム・ルネッサンスは「失敗」だったか?
第3章 ミンストレル・ショー――仮面に宿る精神
第4章 『奴隷から身を興して』――形式の修得
第5章 『おれたちは仮面をかぶる』対『女まじない師』
第6章 戦略としての「形式の修得」と「修得の変形」
第7章 キャリバンから『黒人のたましい』へ
第8章 『新しいニグロ』――民族的な自己表現
第9章 ハーレム――アフリカ的世界共同体の中心地
第10章 ハーレム・ルネッサンスを超えて文芸復興主義へ
第11章 ブルース的地勢図がもたらす救済の音色


訳者あとがき
索引

ISBN:9784624111939
出版社:未来社
判型:4-6
ページ数:214ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2006年04月
発売日:2006年04月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:JBF