現代の公共哲学とヘーゲル
著:福吉 勝男
紙版
内容紹介
国家権力と闘い、国民の自由を擁護した進歩的哲学者としてヘーゲルを読みなおす試み。公共哲学における伝統的三項論「私―公共―公」を、『法・権利の哲学』を媒介に「市場―市民社会―国家」へと転換し、さらには「自助―共助―公助」からなる福祉モデルへと拡張するヘーゲル研究の新展開。
目次
はじめに――現代の公共哲学とヘーゲル
第I部 家族論
第一章 家族と子どもの自立
第二章 家族と福祉
第II部 市民社会論と公共哲学
第三章 現代の公共哲学とヘーゲル
第四章 公共福祉哲学の現代的展望
第III部 国家論
第五章 ヘーゲルの「国家」本質論素描
第六章 バイエルン改革とヘーゲルの国民主権論
第七章 近代プロイセン改革の推移とヘーゲル国家論の変容
おわりに――「国際的公共善」とヘーゲル公共哲学の課題
目次
はじめに――現代の公共哲学とヘーゲル
第I部 家族論
第一章 家族と子どもの自立
第二章 家族と福祉
第II部 市民社会論と公共哲学
第三章 現代の公共哲学とヘーゲル
第四章 公共福祉哲学の現代的展望
第III部 国家論
第五章 ヘーゲルの「国家」本質論素描
第六章 バイエルン改革とヘーゲルの国民主権論
第七章 近代プロイセン改革の推移とヘーゲル国家論の変容
おわりに――「国際的公共善」とヘーゲル公共哲学の課題