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発達

発達177:絵本とのあたらしい出会いかた 177

紙版

内容紹介

子どもに世界をひらくメディアである絵本。選書や読み聞かせ、読書環境の充実など、絵本にはつねに多くの関心が寄せられています。あらためて、絵本と子どもとのかかわりを考える際に大切なことは何か。さまざまな論点をたどりながら、絵本とあたらしく出会う、あるいは出会いなおすための特集です。

目次

【特集】
保育における子どもと絵本の出会い――出会いをつくり、発達を支える保育者の専門性(横山真貴子)
乳児期からの絵本の読みあいの発達――絵本を身体で探索し読みあう共同活動へ(菅井洋子 )
人との関係をつなぐ絵本――乳幼児期から小学校にかけて(吉永安里)
絵本のある教室――その空間で起きること(八瀬宗子)
赤ちゃんと絵本――助産師からみる出会いの場(岡いくよ)
子どもに世界の奥行きを開く絵本体験(矢野智司)
デジタル環境の変化と子どもの読書(佐藤賢輔)
絵本との出会いを支える技術――子どもの興味と発達にあわせて(小林哲生)
知的障害のある人たちが生涯にわたり読書を楽しむために――絵本からLLブックへ(藤澤和子)
アフリカの絵本に描かれる子ども――西アフリカのフランス語で書かれた絵本を読む(村田はるせ)
翻訳絵本と出会う現代の中国(劉 娟)

【連載】
子どもたちの情景――そばにそっといたおねえさん先生から見えたこと〈連載38〉
 教室は先生と子どもの出会いの場(ひらのゆうこ・浜田寿美男)
子どもと旅するファンタジーの世界〈連載3〉
 象徴としてのクリスマス、謎としてのサンタクロース(富田昌平)
人との関係に問題をもつ子どもたち〈連載119〉
 障害のある人の「多様な生活の在り方」と「親亡き後」を考える(《発達臨床》研究会)
障がいのある子の保育・教育のための教養講座――実践障がい学試論【実践方法編】〈連載47〉
 意識の諸平面(佐藤 曉)

【発達読書室】書籍紹介

ISBN:9784623097227
出版社:ミネルヴァ書房
判型:B5
ページ数:120ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2024年02月
発売日:2024年02月13日