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中高生のための哲学入門

「大人」になる君へ

著:小川 仁志

紙版

内容紹介

大人になるって なんだろう。

それは考えることから始まります。
大人になる方法。
そのヒントは 哲学にありました。

2022年4月から「18歳」は「大人」です。 私たちはどうあれば大人なのでしょう。 鍵をにぎるのは「哲学」でした。 これから大人になる君たちへ、 異色の哲学者がおくる、 哲学からはじまる大人入門。

目次

はじめに――一八歳が自分にとっても社会にとっても大事なワケ

第一章 本当は哲学が一番すごい科目
 1 哲学ってなんだろう?
 2 歴史上の哲学者たちも同じ悩みを抱えていた
 3 哲学が世界を救う

第二章 一八歳、悩める君たちのための哲学入門
 1 勉強が嫌われる理由
 2 いじめがなくならない本当の理由
 3 周りとのつき合い方
 4 家族は面倒で素敵
 5 恋愛と性の本音
 6 スマホやゲームとうまく付き合う
 7 進路を考えると自分がわかる

第三章 これからの一八歳に求められる、自分と社会のつなぎ方
 1 一四〇年以上続いた「大人」の定義がついに変わる
 2 結局、大人になるってどういうことだろう?
 3 一八歳の「公共哲学」――私、公、公共
 4 一八歳選挙権は社会を変えたか?
 5 責任、結婚、契約について――大人学をつくる

第四章 「自分なりの答え」を見つけ、育ててみよう
 1 「与えられた答え」を疑う
 2 視点を変えれば不可能が可能になる
 3 言葉は世界の設計図
 4 哲学的対話をしてみよう
 5 常に「自分なりの答え」を持つようにしよう
 6 課題解決の時代

第五章 哲学は人生に奇跡を呼ぶ――元ひきこもりの哲学者が伝えたい大切なこと
 1 子どもはこう過ごせ
 2 青春はなぜ熱いのか?
 3 社会人になるのがゴールじゃない
 4 引きこもりは成功の元!?
 5 いつまでも転がり続ける

付録1 親御さん、先生方へ
付録2 本書に登場した哲学概念を紹介するためのブックガイド

おわりに――あなたの意見は?
索  引

著者略歴

著:小川 仁志
2023年12月現在
山口大学国際総合科学部教授

ISBN:9784623093083
出版社:ミネルヴァ書房
判型:4-6
ページ数:204ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2022年03月
発売日:2022年03月09日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDX