ミネルヴァ日本評伝選
島田謹二
このアポリヤを解決する道はないか
著:小林 信行
紙版
内容紹介
島田謹二(1901年から1993年)比較文学者、英米文学者。
海軍少年が詩歌に目覚めて文学を志してから七十有余年、古今東西の書物を渉猟、仙台、台湾、東京と居を移しながら、文学者や小説家と交友を深めた。世界の文芸に精通し本格的な比較文学・比較文化研究の先駆者となった学究の生涯をたどる。
目次
はしがき
第一章 代表的な著作の周辺
1 教授の卒論『ロシヤにおける廣瀬武夫』
2 ナショナリズム文学研究の発展
第二章 若き日の英語・英文学修業
1 少年期・青年期
2 転向の決意・新しい出会い
第三章 台湾行の決意
1 比較文学への道
2 詩人・文人との出会い
第四章 比較文学研究の実践
1 エクスプリカシオン・ド・テキスト(テキストの解明)
2 旧知との再会・新たな交友
第五章 若くして美しい学問
1 比較文学研究の成果
2 比較文学研究の集大成
第六章 ライフワークの完成へ
1 「フランス派英文学研究」の四部作
2 教え子たちに囲まれて
引用・参考文献
あとがき
島田謹二年譜
島田謹二著書・訳書・編著・共編・監修等一覧
事項索引
人名索引
ISBN:9784623092383
。出版社:ミネルヴァ書房
。判型:4-6
。ページ数:336ページ
。定価:4500円(本体)
。発行年月日:2021年08月
。発売日:2021年08月23日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB。