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社会的コミュニケーション発達が気になる子の育て方がわかる ふれあいペアレントプログラム 指導者用ガイド

編著:尾崎 康子

紙版

内容紹介

自閉スペクトラム症児の社会的コミュニケーション発達を、身近にいる親が促す子育て方法がわかる「ふれあいペアレントプログラム」の指導者用ガイド。障害児の親への支援、乳幼児期の発達的特徴、自閉スペクトラムの理解と支援について解説。本書を読むだけでプログラムが実施できるよう、指導者が実施する時の要領などをプログラムの進行にそって解説する。

目次

はじめに


 第Ⅰ部 ふれあいペアレントプログラム実施のために知っておきたいこと

第1章 障害児の親への支援
 1 育児不安と育児ストレス
 2 障害受容
 3 親支援における親の立場
 4 自閉スペクトラムの親支援プログラム

第2章 乳幼児期の発達的特徴
 1 社会的認知の発達
 2 情動の発達
 3 関係性の発達

第3章 自閉スペクトラムの理解と支援
 1 自閉スペクトラムの特性
 2 自閉スペクトラム症の早期発見・早期支援
 3 発達支援と親支援の動向
 4 感覚運動に関する支援
 5 言語に関する支援


 第Ⅱ部 ふれあいペアレントプログラムのマニュアル

第4章 ふれあいペアレントプログラムとは
 1 社会的コミュニケーション発達を促すペアレントプログラム
 2 ふれあいペアレントプログラムのあゆみ
 3 ふれあいペアレントプログラムの背景にある理論
 4 ふれあいペアレントプログラムのターゲットスキル

第5章 ふれあいペアレントプログラムの基本的な考え方
 1 プログラム実施において指導者が留意すること
 2 プログラムに必要な基礎知識

第6章 ふれあいペアレントプログラムにおける親支援の考え方
 1 何のための親支援か
 2 親のエンパワメント
 3 親が置かれている状況と様々な背景をもつ親への理解
 4 親の後悔と罪悪感
 5 障害告知と親の心情

第7章 ふれあいペアレントプログラムの内容
 1 プログラムの対象
 2 プログラムの指導者
 3 プログラムの教材と使い方
 4 プログラムスケジュールの立て方

第8章 セッションの実際の進め方
 1 セッションの構成
 2 学習会の進め方
 3 グループワークの進め方
 4 ホームワークの進め方

第9章 セッションの解説
 第1回 ガイダンス
 第2回 社会的コミュニケーションの方法
 第3回 社会的コミュニケーション段階の特徴と目標
 第4回 子どもの育て方(1)関わり方の基本
 第5回 子どもの育て方(2)やりとりの工夫
 第6回 子どもの育て方(3)段階別の関わり方とやりとり
 第7回 親子ふれあい遊び(1)ふれあい方略
 第8回 親子ふれあい遊び(2)段階別のふれあい方略
 第9回 親子ふれあい遊びの発展 

著者略歴

編著:尾崎 康子
*2020年5月現在
東京経営短期大学こども教育学科 教授
公認心理師,臨床発達心理士スーパーバイザー,臨床心理士

ISBN:9784623087327
出版社:ミネルヴァ書房
判型:B5
ページ数:224ページ
定価:3500円(本体)
発行年月日:2019年09月
発売日:2019年08月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNS