Minerva21世紀福祉ライブラリー 25
医療ボランティアをめざす人に今伝えたいこと
コミュニケーションと笑顔の底力を知る
著:淺野 マリ子
内容紹介
「困った」を手伝う方法を経験から紡ぎだす
目次
はじめに
序 章 医療ボランティアとはどんな存在か
第Ⅰ部 医療ボランティアのいる風景
第1章 急性期病院の外来におけるボランティア
1 日常の会話で関わる
2 相手に合わせた対応
3 ちょっとした言い回し
4 困っている方に気付く
5 ボランティアとしてできること
第2章 急性期病院の病棟におけるボランティア
1 聞くことと聴くこと
2 関わり方の工夫
第3章 療養型病棟におけるボランティア
1 コミュニケーションの糸口
2 ボランティアとしての関わり
第4章 終末期におけるボランティア
1 一人ひとりと向き合う
2 さり気なく関わる
第5章 緩和ケア病棟におけるボランティア
1 今を大切に
2 そっと見守る
第6章 施設(特別養護老人ホーム)におけるボランティア
1 相手の気持ちをくみ取る
2 コミュニケーションのきっかけ
第Ⅱ部 医療ボランティアに必要な知識
第7章 医療ボランティアの基礎
1 橋渡しをする
2 病気の方と同じ目線に立つ
3 個に向き合う
4 外の風を運ぶ、届ける
5 隙間を埋める
第8章 病状に応じた関わり方
1 病状による個人差
2 病気、病状による個別性と個別化
3 関わり続ける、逃げない
4 沈黙というコミュニケーション
5 心のケア
6 認知症高齢者と共に
第9章 家族との関わり方
1 寄り添って聴く
2 言葉選びは慎重に
3 立場をわきまえる
第10章 医療者が求めるボランティアとは
1 隙間を埋めて欲しい
2 とにかく患者さんの話を「ゆっくり、よ~く」聞いてほしい
3 時間にゆとりを持って活動してほしい
4 あなたを待っている患者さんを忘れずに
5 信頼関係、チームワークを乱さない気遣い
6 病気の方が主役であることを忘れずに
7 自分の思い込みで活動しない
8 約束を守る
9 話し相手の「プロ」になってほしい
おわりに
参考文献