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日本の精神医学この五〇年

著:松本 雅彦

紙版

内容紹介

五〇年間精神医療の現場に立ち続け、ピエール・ジャネの力動精神医学を翻訳紹介してきた著者が、病院での体験を軸に、日本の精神医学のあり方を振り返る。有効な抗精神病薬がなく、隔離中心の時代から、粗悪な医療を行う病院の乱立、精神医療改革運動、DSM‐Ⅲの導入、薬物療法の全盛まで。患者とともに生きた足跡を振り返り、変貌する日本の精神医療を見つめる、このうえなく貴重な証言。

目次

はじめに
第一章 一九六〇年という時代
第二章 一九六〇年代 ある精神病院の風景
第三章 精神科病棟の患者たち
第四章 精神病理学ことはじめ
第五章 精神医療改革運動
第六章 一九八〇年代 精神医学の変貌
第七章 精神医学の現在
文献
あとがき

ISBN:9784622079194
出版社:みすず書房
判型:4-6
ページ数:232ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2015年09月
発売日:2015年09月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MJ