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フラリーマンの心理を読む

帰る夫のつくりかた

著:渋谷 昌三

紙版

内容紹介

帰れない夫、許せない妻。
永久に続きそうな家庭内紛争も、ささいな習慣で劇的改善。
夫婦が平和に暮らしていくための本気のテクニック。

帰宅せずに、街をフラフラとさまよう「フラリーマン」。
なぜ、夫は家から逃げ続けるのか。夫は家の戦力になれるのか。

「夫の帰宅はいつも遅い」
「自分ばかりが家事をしている」
「どうして夫は協力してくれないのだろう」
役に立たない夫に愛想をつかしている妻も、

「なぜか家に帰りたくない」
「家にいるのが窮屈だ」
「妻から家事ハラスメントを受けていると思う」
罪悪感を抱きつつ街をさまよい続ける夫も、

必読。

「フラリーマン」名付け親の社会心理学者が、
帰宅しない夫の心理を読み解き、
家事・育児に役立つ夫にさせる術を伝授。

◎「おかえり」と言うよりも、玄関に顔を見に行く
◎阿吽の呼吸ではなく、ビジネスコミュニケーション+αを
◎家事分担には、話し合いよりも家事リストの可視化を
◎居間には夫の私物を置いておく
◎口だけでなく、目と手で語る などなど。

すれ違い続けてもなお、あきらめない夫婦に贈る、
こじれた家庭の処方箋。

目次

はじめに

第1章 フラリーマンの心の中を読み解く
フラリーマンは夫婦関係の黄信号/フラリーマンの3タイプ/悪いフラフラを見破るには
/妻が夫をコントロールして家に帰す......

第2章 夫が帰ってくる家をつくる
書斎があれば自宅は夫の「巣」になる/私物で居間になわばりをつくる/夫の衣服は夫自
身にしまわせる/家の中でもホウレンソウ......

第3章 愛情が夫を家につなぎとめる
夫は「夫婦は一心同体」と考え、妻は「夫婦は他人」と考える/夫婦の共通コードを増や
そう/子は「かすがい」......ではなくて「ノコギリ」/コミュニケーションは形か
ら入っても良い/......

第4章 家事と育児をする夫に育て直そう
なぜ多くの妻は夫に尽くしてしまうのか/「ピグマリオン効果」で夫の家事スキルを向上
させる/夫に料理をさせるためには食器の片付けから/「割り勘夫婦」のススメ....

おわりに

ISBN:9784620325309
出版社:毎日新聞出版
判型:新書
ページ数:208ページ
定価:1000円(本体)
発行年月日:2018年06月
発売日:2018年06月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBS