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ハーレクイン・ロマンス 3262

伯爵家の青い鳥

著:ジェイン・アーバー
訳:中村 美穂

紙版

内容紹介

伯爵家に迷いこんだのは、泥棒猫か、
それとも幸せの青い鳥か──

夫の事故死から半年後、ローワンの家に義弟ダリオが突然現れると、
ぶしつけに尋ねた。「兄との間にできた息子はどこにいる?」
いったいなんの話? ローワンには子供はいない。
夫はイタリアの伯爵家の長男だが、父親からは勘当されていた。
だがダリオと話しているうちに、子供が生まれたと嘘をつき、
伯爵家から多額の養育費をせしめていた夫の裏の顔が見えてきた。
ダリオから明らかな疑惑の目を向けられたローワンは狼狽した。
違う! 私は知らなかったのよ。有無を言わさず彼が冷たく告げた。
「僕と一緒にローマに来て、父の前で弁明してもらおうか」

本国で1983年に刊行された、知られざる未邦訳旧作をお届けします。亡夫の嘘がもとで、イタリアの名門伯爵家に連れていかれたヒロイン。彼女の存在が閉鎖的な一族に波紋を呼んで……。

ISBN:9784596132628
出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
判型:新書
ページ数:224ページ
定価:657円(本体)
発行年月日:2017年07月
発売日:2017年07月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB