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放送大学教材

グローバル化と日本のものづくり

改訂新版

著:藤本 隆宏
著:新宅 純二郎

紙版

内容紹介

国際的な市場競争の激化のなかで、日本の「ものづくり」が岐路に立っているといわれている。しかし、研究・開発からはじまり、「もの」が実際につくりこまれてゆくプロセスは意外と知られていない。本書では、中小企業から大企業までの、技術や経営の実際を概観しながら「ものづくり」の全体像をスケッチしつつ、日本(企業)の強さと弱さや、国際的な競争と協調の内実を明らかにし、世界の諸国とともに歩む日本の「優位性」や「課題」を浮き彫りにする。

目次

1.グローバル化と日本のものづくり 2.「ものづくり」とは何か 3.統合型ものづくり組織能力 -トヨタ・システムの例- 4.設計構想としてのアーキテクチャ 5.日本製造業の苦境と海外生産の展開 6.東アジアの国際分業の動向 7.中小企業の海外進出とその特徴 8.海外工場におけるものづくり能力の育成 9.海外ものづくりを支える人材 10.グローバル生産体制における海外シニア工場 11.既存工場の能力再評価とグローバル生産体制 12.グローバルサプライチェーンの現状と課題 13.新興国市場戦略とものづくり 14.新時代の技術経営とものづくり 15.日本のものづくりの今後の展望と課題

ISBN:9784595319532
出版社:放送大学教育振興会
判型:A5
ページ数:288ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2019年03月
発売日:2019年03月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:KC