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放送大学教材

市民社会と法

著:廣渡 清吾

紙版

内容紹介

「市民社会」という概念は,近代の世界のなかでさまざまに解釈されてきている。法の世界,法のあり方を理解するうえでも,「市民社会」の概念は一つの重要な役割を果たしている。「市民社会」とは,自由で平等,独立の個人が相互に交流し,自分たちの社会のあり方を決めていく社会であると考えられている。「市民社会」の概念をそのように位置づけたうえで,現代における社会と法のあり方について,「市民社会」と企業・消費者・外国人・女性・家族・平和などの関係を,一般的な問題から具体的な問題まで多様に取り上げ,考察する。

目次

1.市民社会という考え方 2.市民社会と国家 3.市民社会と法体系 4.市民社会における裁判 5.市民による司法の利用 6.市民の司法参加 7.市民社会と行政 8.市民と地方自治 9.市民社会と企業 10.市民と労働者 11.市民社会と消費者 12.市民社会と外国人 13.市民社会と女性 14.市民社会と家族 15.市民社会と平和

ISBN:9784595308383
出版社:放送大学教育振興会
判型:A5
ページ数:268ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2008年03月
発売日:2008年04月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LA