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扶桑社ミステリー

救出 (下)

著:スティーヴン・コンコリー
訳:熊谷千寿

紙版

内容紹介

ミリタリー×サイバーアクションの新境地。
スティーヴン・コンコリーが放つ、〈ライアン・デッカー〉シリーズ開幕!

メガン奪還作戦は大失敗に終わった。そして、組織からの報復は苛烈だった──WRGの隊員らは家族までも殺されたのだ。2年後、作戦失敗の咎により投獄されていたデッカーはある日釈放される。唐突な放免に困惑するデッカーだったが、そこに私立探偵ハーロウ・マッケンジーが現れ、事件にまつわる情報を告げる──それは、ある陰謀の存在を示すものだった。全てを奪った者への復讐のため、デッカーはハーロウと共に一世一代の闘いに身を投じていく。新時代のアクションシリーズ開幕! (解説・寳村信二)

著者略歴

著:スティーヴン・コンコリー
これまで二十以上の小説および短編を発表してきたベストセラー作家。アメリカ海軍士官学校を1993年に卒業後、海軍および海兵隊のさまざまな部隊を経たのち、その経験を創作につなげて2010年に“The Jakarta Pandemic”で作家デビューをはたした。2019年に『救出』(本書)で開始した〈ライアン・デッカー〉シリーズは四部作で、ほかにも多数のシリーズを刊行中。現在はインディアナ州中部で家族と暮らし、〝未明〟に起きて執筆活動にいそしんでいる。
訳:熊谷千寿
1968年宮城県生れ。東京外国語大学卒業。英米文学翻訳家。
イアン・ランキン『偽りの果実 警部補マルコム・フォックス』、ドナルド・レイ・ポロック『悪魔はいつもそこに』(以上、新潮社)、ビル・ビバリー『東の果て、夜へ』、ジョー・イデ『IQ』『IQ2』、ジャック・カー『ターミナル・リスト』(以上、早川書房)、エリオット・アッカーマン&ジェイムズ・スタヴリディス『2034 米中戦争』(二見書房)、ガス・ルッソ &エリック・デゼンホール『最高の敵 冷戦最後のふたりのスパイ』、マイケル・マン&メグ・ガーディナー『ヒート2』(以上、ハーパーコリンズ・ジャパン)など、訳書多数。

ISBN:9784594092559
出版社:扶桑社
判型:文庫
ページ数:336ページ
定価:1000円(本体)
発行年月日:2023年12月
発売日:2023年12月04日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB