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扶桑社ミステリー

救出 (上)

著:スティーヴン・コンコリー
訳:熊谷千寿

紙版

内容紹介

《ウォール・ストリート・ジャーナル》ベストセラー常連作家
スティーヴン・コンコリー上陸!

強い男女のコンビによるスリラーが読みたきゃこれを読め!
──《ミステリー&サスペンスマガジン》

予想できない展開、政治的陰謀、激烈なアクション。『救出』にはすべてが詰まっている。
──ジョー・ハート(作家)

孤高のエージェント×女性私立探偵
LAの街を疾走する新シリーズ始動!

スティール上院議員の娘メガンが誘拐された! アメリカを震撼させる事件に際し議員は人質奪還を専門とする民間軍事組織ワールド・リカバリー・グループに依頼をおこなう。元海兵隊員のライアン・デッカーが創設したその組織・WRGは、事件にロシアン・マフィアの人身売買ネットワークが絡んでいることを突き止め、同時に、マフィアの隠れ家にはメガンの他にも多数の子どもたちが囚われの身になっていると知り、急襲を決行する。だが万全の態勢を整えたはずの作戦は、予期せぬ出来事に翻弄され──

著者略歴

著:スティーヴン・コンコリー
これまで二十以上の小説および短編を発表してきたベストセラー作家。アメリカ海軍士官学校を1993年に卒業後、海軍および海兵隊のさまざまな部隊を経たのち、その経験を創作につなげて2010年に“The Jakarta Pandemic”で作家デビューをはたした。2019年に『救出』(本書)で開始した〈ライアン・デッカー〉シリーズは四部作で、ほかにも多数のシリーズを刊行中。現在はインディアナ州中部で家族と暮らし、〝未明〟に起きて執筆活動にいそしんでいる。
訳:熊谷千寿
1968年宮城県生れ。東京外国語大学卒業。英米文学翻訳家。
イアン・ランキン『偽りの果実 警部補マルコム・フォックス』、ドナルド・レイ・ポロック『悪魔はいつもそこに』(以上、新潮社)、ビル・ビバリー『東の果て、夜へ』、ジョー・イデ『IQ』『IQ2』、ジャック・カー『ターミナル・リスト』(以上、早川書房)、エリオット・アッカーマン&ジェイムズ・スタヴリディス『2034 米中戦争』(二見書房)、ガス・ルッソ &エリック・デゼンホール『最高の敵 冷戦最後のふたりのスパイ』、マイケル・マン&メグ・ガーディナー『ヒート2』(以上、ハーパーコリンズ・ジャパン)など、訳書多数。

ISBN:9784594092542
出版社:扶桑社
判型:文庫
ページ数:320ページ
定価:1000円(本体)
発行年月日:2023年12月
発売日:2023年12月04日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB