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左翼グローバリズムとの対決

著:田中 英道

紙版

内容紹介

グローバル化の裏に隠れた
左翼思想を撃つ!

今こそグローバリズムへの幻想を捨て、
健全なナショナリズムへの転換が必要である。

グローバリズム――なぜこの言葉が流行ったのかというと、裏に左翼イデオロギーが刷り込まれていたからである。インターナショナリズムという、共産主義がねらう国際化、世界化の意味が重ねられたのだ。彼らはもう、マルクス主義、共産主義という言葉を使わない。もはや時代遅れであることを感じているからだ。本書では、戦後、日本が共産主義者によって、いかにグローバル化、共産主義化されようとしてきたかを徹底的に批判している。


目次

まえがきに代えて――武漢ウイルスの真実を探る

第1章 左翼グローバリズムの企み
1 「敗戦」でも「対米従属」でもなかった戦後日本
2 アメリカの「赤い星」たちが画策した野坂参三「共産政権」の誕生
3 「日本国憲法」は「共産主義革命」の前段階のものだった!
4 憲法に「象徴天皇」を残した共産主義者の謀略
5 「象徴」という輸入語
6 戦争犯罪人という烙印

第2章 左翼グローバリズムの誤り
1 マルクス主義イデオロギーにとらわれたアメリカの歴史学者たち
2 合理主義では日本は理解できない――磯田道史著『「司馬遼太郎」で学ぶ日本史』批判
3 日本なしにサピエンス史を語るなかれ――ハラリ著『サピエンス全史』批判
ディアスポラからの視点
4 ユダヤ人をどう考えるか――べロック著『ユダヤ人』を読む
5 「あいちトリエンナーレ」が残した問題――現代芸術の死と政治イデオロギー

あとがき――戦後は左翼グローバリズムの時代だった

著者略歴

著:田中 英道
昭和17(1942)年東京生まれ。東京大学文学部仏文科、美術史学科卒。ストラスブール大学に留学しドクトラ(博 士号)取得。文学博士。東北大学名誉教授。フランス、イタリア美術史研究の第一人者として活躍する一方、日本 美術の世界的価値に着目し、精力的な研究を展開している。また日本独自の文化・歴史の重要性を提唱し、日本国 史学会の代表を務める。著書に『日本美術全史』(講談社)、『日本の歴史 本当は何がすごいのか』『日本の文化 本当は何がすごいのか』『世界史の中の日本 本当は何がすごいのか』『世界文化遺産から読み解く世界史』『日本 の宗教 本当は何がすごいのか』『日本史5つの法則』『日本の戦争 何が真実なのか』『聖徳太子 本当は何がすご いのか』『日本の美仏50選』『葛飾北斎 本当は何がすごいのか』『日本国史』『日本が世界で輝く時代』『ユダヤ 人埴輪があった!』(いずれも育鵬社)などがある。

ISBN:9784594085322
出版社:扶桑社
判型:4-6
ページ数:207ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2020年06月
発売日:2020年06月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB