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ハーバードで喝采された日本の強み

著:山口 真由

紙版

内容紹介

二極対立思考法、ハーバード流交渉術、人種問題、LGBT問題……
東大首席元財務官僚が学んだ、ハーバード白熱教室の実態!

2015年夏から1年間、ハーバード・ロースクールに留学した著者。
本書では、実際に学んだハーバードの授業のエッセンスを紹介しながら、アメリカという国が抱える根深い問題も明らかにしていきます。
なぜトランプ大統領は選ばれたのか? そして混迷する国際社会の中で、日本が持つ「強み」とは?
これからの時代を生き抜くうえでの知見とヒントをくれる、必読の書です。

――まえがきより――
2016年春のその日、私は、ハーバードの教室で、クラスメイトからの盛大な拍手に包まれていた。世界の秀才が集まるハーバードで、私は日本の文化について発表した。そして、クラス中から、日本文化の先進性について惜しみない称賛を受けたのだ。
確かに、アメリカという国は素晴らしい。大統領選で象徴的だったように、共和党と民主党の二大政党制は、対立軸を分かりやすく際立たせる。けれど、それは同時にアメリカという国が抱える限界でもある。そして、私のプレゼンテーションが喝采を浴びたのは、日本文化の中に、この限界を超える可能性が隠されているからだ。
そう、ハーバードで学んだのは、日本こそが世界の最先端ではないかということだった。

著者略歴

著:山口 真由
1983年、札幌市生まれ。東京大学法学部在学中に司法試験、国家公務員Ⅰ種に合格。全科目「優」の成績で2006年に首席卒業。財務省勤務を経て、弁護士として活動したのち、2015年夏からハーバード大学ロースクールに留学。2016年に卒業し、帰国。著書に『天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。』『成功したければ日本型エリート思考』(扶桑社)などがある。

ISBN:9784594076665
出版社:扶桑社
判型:4-6
ページ数:224ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2017年03月
発売日:2017年02月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN