貧者の一票
グローバル経済の崩壊と連鎖する無血革命
著:渡邉 哲也
紙版
内容紹介
貧しい国が豊かになると戦争が起きる
豊かな国が貧しくなると革命が起きる
今、世界で起きていることは
「これから起こること」の始まりにすぎない
世界は革命期に突入した!
サブプライム以降の大きな歴史のうねりはグローバリズムを終焉させ、巨大な大衆の反発と否定の段階に入っている。
イギリスのEU離脱(ブレグジット)、アメリカのトランプ・ショック、さらには韓国の朴槿恵政権の終焉とナショナリズムの台頭を示唆する現象が起きてい るわけである。
声なきはずの大衆が声を持った。
これが本書のタイトルでもある「貧者の一票」の価値を高め、世界の既得権益化した政治、経済、産業、文化構造を大きく変化させてゆくものと思われる。今は始まりにすぎず、これからさらに大きな変革の波が訪れることになるのだろう。本書では、それを系統立てて解説し、物事の本質と社会の仕組みについて述べている。
第1章 混迷する2017年の世界経済
第2章 「脱グローバリズム」に舵を切る世界
第3章 世界を動かす「貧者の一票」
第4章 権利の乱用者「ただ乗り屋」叩きが始まった
第5章 問われる「命の価値」の重み
第6章 ポスト・グローバリズム―世界経済の近未来
ISBN:9784594076412
。出版社:扶桑社
。判型:4-6変
。ページ数:224ページ
。定価:1000円(本体)
。発行年月日:2017年01月
。発売日:2016年12月24日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCZ。