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小さなひとりの大きなゆめ

エメリン・パンクハースト

著:リスベット・カイザー
絵:アナ・サンフェリッポ
訳:上野 千鶴子

紙版

内容紹介

こまった人をたすけるヒーロー物語が大すきだった女の子。たくさんの女性たちと力を合わせ、大きく世界をかえました。よりよい社会をつくるために男性と同じ権利を女性ももつべきだと活動したエメリン・パンクハースト。だれもが不可能だと思っていたことでもあきらめず、女性参政権の獲得を実現したその生涯を、やさしい言葉と親しみやすい絵で伝える。子どものころの夢や思いをむねに、よりよい世界を目指して活動した人たちの物語を紹介する「はじめてよむ伝記えほん」シリーズ。巻末に解説と写真つき。

著者略歴

著:リスベット・カイザー
作家・コピーライター
作家になる前は、コピーディレクターとしてブロードウェイの広告キャンペーンを担当したり、グーグルで編集者としてキャリアを積んだりしました。現在、子どもの本の執筆のほか、コピーライターとしても活躍。本シリーズで文章を担当した『マヤ・アンジェロウ』(未訳)、『エメリン・パンクハースト』は、アメリカ図書館協会が2002年から選定している「アメリア・ブルーマー・ブックリスト」(18歳までの若い読者のために書かれた魅力的なフェミニストの本のリスト)に選ばれ、高い評価を得ています。ほかにも本シリーズの『ローザ・パークス』(未訳)や、幼い読者に向けた伝記絵本「Who Was」シリーズ(未訳)を手がけています。
絵:アナ・サンフェリッポ
アナ・サンフェリッポ(Ana Sanfelippo)
1982年、アルゼンチン、ブエノスアイレス生まれ。ブエノスアイレス大学でデザインとタイポグラフィーを学んだ後、イラストレーションとタイポグラフィーの教師を勤めました。現在はスペイン、マドリードを拠点に、子どもの本のイラストレーションのほか、グラフィックデザイン、陶器や布のパターンデザインなどの分野でも活躍しています。
訳:上野 千鶴子
上野 千鶴子(うえの ちづこ)
1948年富山県生まれ。京都大学大学院社会学博士課程修了。現在、東京大学名誉教授、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。女性学、ジェンダー研究などのパイオニア。著作に『女の子はどう生きるか-教えて、上野先生!』(岩波ジュニア新書)ほか多数あります。

ISBN:9784593101450
出版社:ほるぷ出版
判型:A4変
ページ数:32ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2022年03月
発売日:2022年03月11日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YNB