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さらさらさん

著:大野 更紗

紙版

内容紹介

自身の闘病体験を綴ったデビュー作『困ってるひと』がベストセラーとなった著者が、
難病と向き合いながら挑んだ”言葉の仕事”を詰めこみました。

大学院生から、作家&フィールドワーカーとして新たなる一歩を踏み出した、活動の記録。

★新聞、雑誌に寄稿したエッセイをはじめ、話題の人との対談を収録。

★「困ってるひとの本棚」フェア(MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店)のために作成した手描きPOPとブックリストも完全掲載!

目次

はじめに

「生存の手帖」

【対談】健全な好奇心は病に負けない。 糸井重里×大野更紗

日常を、ひらく
「その後」のはじまり
「お母さんの子ども」たち

【対談】絶望の国の困ってる若者たち 古市憲寿×大野更紗
【対談】批評としての「闘病記」 中島岳志×大野更紗

「まかりまへんか」のカッコよさ
「暖かさ」には手間と工夫が要る
「破片のきらめき」じっと待つ
風の島の「世界最先端」物語
生きのびるためにうたう「詩」
みんな「物語」に入っている

【対談】「可哀相なひと」と「困ってるひと」はイコールではない 重松清×大野更紗

「頼りない」リーダーこそ頼り
居場所なき旅の後ろめたさ
大人になるってどういうこと
うまくいかないことに発見あり
昔の絵画が語りかけてくる
農村に寄り添う医師の「心配」

【対談】不条理にどう立ち向かうか? 石井光太×大野更紗

祭りと、祀り――誰がためにミュージックは鳴る

【対談】税と社会保障の一体改革は「困ってるひと」のためになるの? 宮本太郎×大野更紗

うちゅうじんるいがく

【対談】「五体不満足』から遠く離れて 乙武洋匡×大野更紗
【対談】「ゆらぐ」障害者 熊谷晋一郎×大野更紗

積極的ロハクルーシブ宣言
家族の革命。
オンナ稼ぎ、国滅びぬ。
脱おじさん化のすゝめ
日本男児とイクカイメン」
ナースが、日本を変える(かも)

【対談】生きのびるための、女子会 川口有美子×大野更紗
【対談】「病院の世紀」の終わりに 猪飼周平×大野更紗

被災地発「破片の物語」
八〇年代の熱感――フクシマへの視線
思い出の映画 
「生活者」への敗北

★困ってるひとの本棚

ISBN:9784591133880
出版社:ポプラ社
判型:4-6
ページ数:368ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2013年03月
発売日:2013年03月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:DS
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1FPJ