生きざま
私と相撲、激闘四十年のすべて
著:貴乃花 光司
紙版
内容紹介
貴乃花、
衝撃の自伝!
相撲道、人生哲学、若貴ブーム、
家族のこと……
そのすべてを初めて明かす!
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(本書より)
私は横綱になるという父の夢を果たすため、
父の分け身としての人生を歩んできた。
角界入りしてから今日まで、
私の中には常に父の言葉が、
父の魂があった。
父が逝って七年の月日が経ち、
私も四十歳、不惑の年を迎えた。
「不惑」などという言葉が悪い冗談に思えるほど、
もがき、あがき、闘い続ける日々を送っている。
これからも、こうして生きていくのか?
ふと、自分に問いかける。
もちろん、簡単には答えは出ない。
その前に、本を書くことで自分の半生を
振り返ってみようと思った。
ひたすら前だけを見つめて生きてきた。
そろそろ振り返って、
次の一手を考えるときかもしれない。
目次
第一章 父の引退、そして相撲を始める
第二章 相撲に生涯を捧げる決意
第三章 不撓不屈~雑草のように生きる
第四章 不惜身命~横綱という栄光の光と影
第五章 親方となる、そして父との別離
第六章 相撲への恩返し
ISBN:9784591131787
。出版社:ポプラ社
。判型:4-6
。ページ数:221ページ
。定価:1400円(本体)
。発行年月日:2012年12月
。発売日:2012年12月12日。