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わたしが人生について語るなら

著:加島 祥造

紙版

内容紹介

うまく生きなくていい。

人生は長い。うまく生きなくても、人より遅れたってたいしたことじゃない。
老いていくことは恐怖でも何でもない。
柔らかい心を持ち続けてさえいれば、何歳になったって自分の可能性はどんどん拓けていくのだから。

20年前、60代で信州・伊那谷で独居を始めた著者が語る、滋味あふれる人生論。

目次

序章 八十七歳の私が人生について思うこと

第一章 十代の私が八十代の私を助ける
 思いきり遊んだ少年時代
 偶然にみちびかれて英文学の道へ
 おもしろそうなことを嗅ぎわける
 体で覚えたことが一生の役に立つ
 体の知恵は応用がきく
 楽しむことを大切にする

第二章 好きなことが生きるエネルギーを生む
 だめなときは、いったん逃げればいい
 体は頭より賢い
 失敗しても大丈夫
 みんなと違う自分を大切にする
 「いやだ」は命のセンサー

第三章 命を通して人間を見る
 命の持っている深い知恵
 自分のなかの良いものを味わう
 自分という中心にかえる
 やさしく柔らかいものほど強い

第四章 うまく生きなくていい
 自分の命を感じる
 根っこを大切にする
 ダメな子ほど可能性を待っている
 心の奥にあるものが人を動かす
 人生の不思議

第五章 自分を大切にして生きる
 変化を受けいれる
 大切なのはバランス

ISBN:9784591122495
出版社:ポプラ社
判型:B6変
ページ数:159ページ
定価:1100円(本体)
発行年月日:2011年01月
発売日:2011年01月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDX