ものと人間の文化史 154
落花生
著:前田 和美
紙版
内容紹介
南米大陸を原産地とする落花生は、大航海時代に始まる植民地獲得競争や奴隷貿易によって、アフリカ大陸経由で世界各地に伝播し、重要な油脂原料・商品作物として定着した。五大産地の南米、アフリカ、インド、アメリカ、中国における来歴とその文化を世界史のなかで跡づけるとともに、日本の栽培先覚者たちの功績や流通事情の変遷、食文化とのかかわりをたどる。
目次
第一章 「変わり者」のマメ──ラッカセイ
第二章 ラッカセイの生まれ故郷と野生の仲間たち
第三章 ラッカセイの考古学
第四章 アフリカにおける落花生の歴史と文化
第五章 インドにおける落花生の歴史と文化
第六章 アメリカにおける落花生の歴史と文化
第七章 中国における落花生の歴史と文化
第八章 日本における落花生の歴史と文化
ISBN:9784588215414
。出版社:法政大学出版局
。判型:4-6
。ページ数:312ページ
。定価:3000円(本体)
。発行年月日:2011年07月
。発売日:2011年07月15日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WMPF。