叢書・ウニベルシタス 640
崇高とは何か
新装版
著:ミシェル・ドゥギー
訳:梅木 達郎
紙版
内容紹介
芸術や美学、哲学の思想史の中でたえず問われてきた崇高とは何か。カント、ロンギノスを読み直しプッサンの絵を分析し、リオタールらが崇高概念の再思考を試みる。
目次
序言 (ジャン=リュック・ナンシー)
大‐言 (ミシェル・ドゥギー)
崇高な捧げもの (ジャン=リュック・ナンシー)
カントあるいは崇高なるものの単純さ
(エリアーヌ・エスクーバ)
崇高なる真理 (フィリップ・ラクー=ラバルト)
崇高なるものの関心 (ジャン=フランソワ・リオタール)
世界の贈与 (ジャコブ・ロゴザンスキー)
悲劇と崇高性 (ジャン=フランソワ・クルティーヌ)
プッサンの一枚の絵におけるバベルの塔について
(ルイ・マラン)