叢書・ウニベルシタス 1023
思想のグローバル・ヒストリー
ホッブズから独立宣言まで
著:デイヴィッド・アーミテイジ
訳:平田 雅博
訳:山田 園子
紙版
内容紹介
帝国の世界が終焉を迎えた時代に、国際思想は国境や大洋を越えていかに伝播し受容されたのか。人びとはどのようにして、一国家だけではなく諸国家の世界に生きていると自覚するようになったのか。近代世界の礎となる国際法や独立宣言の淵源を、ホッブズやロック、バーク、ベンサムに求める意欲作。
目次
はじめに
序章 近代国際思想の基礎を再考する
第I部 歴史的基礎
第1章 思想史における国際論的転回
第2章 グローバリゼーションの前史はあるのか
第3章 象と鯨 世界史における帝国と海洋
第II部 17世紀における基礎──ホッブズとロック
第4章 ホッブズと近代国際思想の基礎
第5章 ジョン・ロックの国際思想
第6章 ジョン・ロック、カロライナ、あの統治二論
第7章 帝国の理論家ジョン・ロック?
第III部 18世紀における基礎
第8章 18世紀ブリテンにおける議会と国際法
第9章 エドマンド・バークと国家理性
第10章 ジェレミー・ベンサムのグローバル化
第IV部 基礎の上に構築する──1776年以後の国家形成
第11章 独立宣言と国際法
第12章 独立宣言、1776~2012年
訳者あとがき
ISBN:9784588010231
。出版社:法政大学出版局
。判型:4-6
。ページ数:420ページ
。定価:4600円(本体)
。発行年月日:2015年03月
。発売日:2015年03月20日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JP。