叢書・ウニベルシタス 958
科学の花嫁
ロマンス・理性・バイロンの娘
著:ベンジャミン・ウリー
訳:野島 秀勝
訳:門田 守
紙版
内容紹介
米国国防総省の使用するコンピュータ・プログラム言語「エイダ」にその名を残すエイダ・ラヴレスは、ロマン主義の詩人バイロンの娘であった。自然科学と技術の発展著しい十九世紀英国で、呪われた貴族の家に生まれ、親ゆずりの数学の才と芸術的情念の矛盾に引き裂かれた一人の女性が、今日の電子計算機の最初のプログラマーの一人と見なされるにいたった数奇な生涯と時代を描く評伝。
目次
謝 辞
エイダの家系図
序
第一章 暗い想像力に呪われた人びと
第二章 ただ一つの優しい弱みが欠けていた
第三章 人間の危険な才能
第四章 悪魔の客間
第五章 深いロマンティックな裂け目
第六章 不具の変身
第七章 完全な職業人
第八章 ロマンスの死
第九章 まぼろしに縋りつつ
第十章 皮相なる感覚を超えて
結 び
注と関連文献
訳者あとがき
推奨文献
索 引
ISBN:9784588009587
。出版社:法政大学出版局
。判型:4-6
。ページ数:660ページ
。定価:7300円(本体)
。発行年月日:2011年07月
。発売日:2011年07月15日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB。