叢書・ウニベルシタス 940
ギヨーム・ポステル
異貌のルネサンス人の生涯と思想
著:ウィリアム.J.ブースマ
訳:長谷川 光明
紙版
内容紹介
ルネサンスという時代が突きつけたあらゆる問題に生真面目に対峙し、碩学にして狂人とさえ呼ばれたギヨーム・ポステル。その生涯と思想の全貌を包括的・体系的に論じた唯一の研究書。預言者にして理性至上主義者、地理学者にして歴史学者、イエズス会士にしてアンチ教皇、世界和合論者にして終末論者でもあったポステルを論じて、万華鏡のように多彩かつ矛盾に満ちたルネサンスの研究に大きく貢献する。〔歴史・思想〕
目次
序
第一章 ギヨーム・ポステルの経歴
第二章 ポステルの読書
第三章 主流の伝統
──聖アウグスティヌス、聖フランチェスコ、
ライモンドゥス・ルルス
第四章 秩序の諸原理
第五章 仲保と預言
──ポステル思想の神秘主義的側面と心理学的側面
第六章 教会と世界
第七章 行動計画
第八章 歴史のパターン
結 語
訳者あとがき
原 注
文献解説
索 引
ISBN:9784588009402
。出版社:法政大学出版局
。判型:4-6
。ページ数:408ページ
。定価:4900円(本体)
。発行年月日:2010年07月
。発売日:2010年07月30日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB。