叢書・ウニベルシタス 904
アーレントとティリッヒ
編著:アルフ・クリストファーセン
編著:クラウディア・シュルゼ
他訳:深井 智朗
紙版
内容紹介
政治哲学者ハンナ・アーレントと、哲学的神学者パウル・ティリッヒの往復書簡を軸に描く亡命知識人たちの生活史。両者を結びつけた、亡命文学者エミール・ルートヴィッヒの主張をめぐる論争を集中的に取り上げることによって、彼らに共通する関心を明らかにするとともに、アーレントの友人であり、ティリッヒの秘書・愛人でもあったヒルデ・フレンケルを含む三者の知られざる関係に迫る。