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書物学

書物学 13 学問の家の書物と伝授

編:編集部

紙版

内容紹介

平安中期以降急速に台頭し、数多くの儒者が輩出した家として名高い清原家。その蔵書は、累代の学問の家の営為を今に伝えるものである。
儒教経典の考究に関する経書のみならず、幼学書や兵書、御成敗式目等、幅広い典籍が描き出す知の沃野を多数のカラー図版とともに紹介する。

目次

特集 学問の家の書物と伝授―清原家の営為を探る
清原家の蔵書から見えるもの 佐藤道生
『御成敗式目』と清原家 山田尚子

小特集 江戸初期の学問と出版
高野版への眼差し―伝領・書き入れ・古活字版 海野圭介
近世初期の禅籍を散策する ディディエ・ダバン

本を楽しむ
地図を読む ナタリア・ペトロフスカイヤ
思想との交信―漱石文学のありか・下 野網摩利子

連載 書物学こと始め
西洋古書の遠近法 雪嶋宏一
英国愛書家の系譜 髙宮利行
書物の声を聞く 書誌学入門 佐々木孝浩
江戸時代の古文書の読み方 白川部達夫
書籍文化史料片々 鈴木俊幸

ISBN:9784585207139
出版社:勉誠出版
判型:B5
ページ数:96ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2018年08月
発売日:2018年08月31日