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中国学入門

改訂新版

中国古典を学ぶための13章

編:二松學舎大学文学部中国文学科

紙版

内容紹介

中国の文学・歴史・思想・芸術などの文化を研究する「中国学」。
歴史をひもとけば分かるように、私たちの精神や思想の背景には、広く中国や朝鮮半島など東アジアからの影響がある。中国学を学ぶことは、自分自身を知ることにつながるだろう。
古代から20世紀にいたる中国文化の展開や日本における影響を概観し、その豊穣な世界を分かりやすく紹介する。
中国古典を学ぶために必携の一冊!

※本書は二松學舍大学文学部中国文学科編『中国学入門―中国古典を学ぶための13章』(2015年)の改訂新版です。

目次

はじめに

◎古文字学   中国古代文字論―二十一世紀の古文字学― 戸内俊介
◎古代歴史書  物語伝承と歴史書―晋文公の放浪譚と史書『国語』― 小方伴子
 ◆コラム  日本における『国語』の受容と訓点本 小方伴子
◎古代思想   経書略説―五経を中心にして― 野間文史
◎中国文学論  中国文学という方法―両漢・六朝から唐代までの文学意識と詩文― 牧角悦子
 ◆コラム  夏目漱石と漢詩 牧角悦子
◎宋明思想   宋代士大夫の思想とその展開―宋学と明学― 田中正樹
◎古典小説   「三国志」を文学する―『三国志』から『三国志演義』へ― 伊藤晋太郎
 ◆コラム  神になった「三国志」の英雄 伊藤晋太郎
◎二十世紀文学 文豪老舎―その生涯と作品― 武永尚子
◎中国語学・中国語教育  現代中国語文法研究と中国語教育 張佩茹
◎中国書道   偉人、王羲之と陶淵明を書く! 髙澤浩一
◎日本書道   日本書道史が蓄えた書美―中国書法の摂取と創造の熱意― 福島一浩
◎日本漢学   日本漢学略史―日本における中国学術文化の〝学び〟―  町泉寿郎
◎書誌学    漢籍書誌学のすすめ―古本整理案内記― 高山節也
◎古代文学   銘文から『詩経』へ 家井眞

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執筆者一覧

ISBN:9784585200567
出版社:勉誠出版
判型:A5
ページ数:232ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2017年04月
発売日:2017年04月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPC