TOKYO1/4が提案する 東京文化資源区の歩き方
江戸文化からポップカルチャーまで
編:東京文化資源会議
内容紹介
上野に美術、本郷に大学、湯島に神社・聖堂、神保町に書店、秋葉原にポップカルチャー、谷根千にリノベ…。
これら個性ある町は、東京北東部の2㎞圏内に背中合わせに集まっている。
歩いて回れる上野神田界隈。
それぞれの街を結びつけて、江戸からポップカルチャーまで、日本が誇る文化の発信地を作り出す計画が始まった。
「東京文化資源会議」が文化の魅力を掘り起こす!
目次
はじめに―「東京文化資源区」の今日的意義 太下義之
座談会① わたしの文化資源 伊藤滋×森まゆみ×中村政人
Ⅰ 東京都心北部の「文化的レガシー」
東京文化資源区 ―都市の新たな価値の発見 吉見俊哉
文化・学術の地、上野とその地霊 渡邉由利子
東京は、明治以降の日本の近代化から現代までの野外博物館 三舩康道
谷根千 小ギャラリーの展開 矢嶋桃子
古い建物の活用 ―注目されるリノベーション 宮崎晃吉
近代日本の出版文化史を彩る神保町の魅力 野上暁
大学の文化資源を利用する―御茶ノ水・駿河台・神保町のおと・ことば・かたち 藤江昌嗣
神田小川町になぜスポーツ用品店街ができたのか? 角谷幹夫
私的カレーライス考 小野員裕
暮らしに埋もれた宝探し 矢嶋桃子
座談会②
外国人とワカモノの視点 文化資源を楽しむ サム・ホルデン、パトリック・W・ガルブレイス、小林大輝、潘夢斐、髙宮寛、木村めぐみ
Ⅱ 文化資源で未来をつくる
ソーシャル・デザイン・プロジェクト 「とびらプロジェクト」の〈言葉と仕組み〉―美術館から社会を変える実践 伊藤達矢
文化資源の多様性を活かすためのプログラムづくり 柳与志夫
江戸東京の文化資源の魅力を守る、育む、環境づくり 椎原晶子
ラーニング・デザイン・プロジェクト「ミュージアム スタート あいうえの」―文化資源が促す学びと社会参加 稲庭彩和子
都市の透き間で自分らしく居こなす―「プレイスメイキング」 三友奈々
座談会③
観光で結ぶ、文化資源 小泉秀樹×高野明彦×押見守康×澤功
【ポートレート】あの街この人
本郷/上野・湯島/秋葉原・駿河台/神田/神保町/根岸/谷根千
ISBN:9784585200420
。出版社:勉誠出版
。判型:A5
。ページ数:296ページ
。定価:2500円(本体)
。発売日:2016年03月25日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBCC。