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平凡社新書 1011

にっぽんの鉄道150年

蒸気機関車から新幹線、リニアへ

著:野田 隆

紙版

内容紹介

2022年10月14日、日本の鉄道が開業して150年の節目を迎える。1872年に新橋?横浜間で操業が始まった日本の鉄道の歩みとはどのようなものだったか。その歴史を振り返る。

目次

まえがき
第1章 蒸気機関車の誕生とその盛衰
創業期の蒸気機関車/明治期の高性能機/国産蒸気機関車の登場……
第2章 国鉄時代からの高速鉄道の夢
狭軌鉄道からの脱却/弾丸列車計画と東海道新幹線のルート……
第3章 電気鉄道が私鉄を躍進させた
にっぽんに最初の電車が走る/阪神と阪急、法的には……
第4章 サンロクトオ、ヨンサントオ
戦前と戦後復興期の特急列車/東海道本線の全線電化に伴う特急列車の刷新……
第5章 JRと青函トンネル、瀬戸大橋の開通
青函トンネルが開通するまでのいきさつ/大出世した2つのローカル線……
第6章 寝台特急列車の栄枯
寝台特急「あさかぜ」の登場/20系ブルートレインの隆盛……
第7章 豪華列車、観光列車の躍進
アメリカ製の豪華列車/幻の豪華列車となった「或る列車」のゆくえ……
第8章 いまはなき路線の数々
明治・大正と戦時中に廃止された路線/カラー映像が残る草軽電鉄……
第9章 きっぷの変遷をたどる
国鉄・JRの自動券売機の誕生/磁気カードとSuicaの登場……
第10章 鉄道ミュージアムを訪ね歩く
鉄道ミュージアムの数々/津山まなびの鉄道館、碓氷峠鉄道文化むら……
終 章 鉄道の進化は止まらない
リニアモーターカーの開発/山梨実験線からリニア中央新幹線の建設と課題……
あとがき

著者略歴

著:野田 隆
野田隆:1952年名古屋市生まれ。早稲田大学大学院修了(国際法)。都立高校に勤務のかたわら、ヨーロッパや日本の鉄道旅行を中心とした著作を発表、2010年に退職後は、フリーとして活動。日本旅行作家協会理事。おもな著書に『にっぽん鉄道100景』『テツはこんな旅をしている』『シニア鉄道旅のすすめ』(以上、平凡社新書)、『テツ道のすゝめ』(中日新聞社)、『ニッポンの「ざんねん」な鉄道』(光文社知恵の森文庫)、『テツに学ぶ楽しい鉄道旅入門』(ポプラ新書)などがある。

ISBN:9784582860115
出版社:平凡社
判型:新書
ページ数:304ページ
定価:1000円(本体)
発行年月日:2022年09月
発売日:2022年09月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KNG
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:TRF