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平凡社新書 1010

幕末の先覚者 赤松小三郎

議会政治を提唱した兵学者

著:安藤 優一郎

紙版

内容紹介

洋学者・兵学者として激動の幕末を駆け抜け、薩摩藩士の凶刃に斃れた赤松小三郎。いち早く議会政治を提唱した、知られざる時代の先覚者が果たした歴史的役割とは何だったのか。

目次

プロローグ──幕末史から消されていた憂国の志士
第一章 上田藩に生まれる──学問に励む日々
第二章 勝海舟との出会い──長崎での日々
第三章 英式兵制と横浜居留地──内戦の勃発
第四章 幕末政局の舞台・上方に向かう──薩摩藩の接近
第五章 憂国の志士として奔走する──雄藩の合従連衡
第六章 非業の死──小三郎が夢見た新国家
エピローグ──赤松小三郎の遺産

著者略歴

著:安藤 優一郎
安藤 優一郎:1965年千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程満期退学。文学博士。JR東日本「大人の休日倶楽部」など生涯学習講座の講師を務める。主な著書に『明治維新――隠された真実』『河井継之助――近代日本を先取りした改革者』『お殿様の定年後』(以上、日本経済新聞出版)、『幕末の志士 渋沢栄一』(MdN新書)、『渋沢栄一と勝海舟――幕末・明治がわかる! 慶喜をめぐる二人の暗闘』(朝日新書)、『将軍家御典医の娘が語る江戸の面影』『大江戸お寺繁昌記』(ともに平凡社新書)などがある。

ISBN:9784582860108
出版社:平凡社
判型:新書
ページ数:200ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2022年08月
発売日:2022年08月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB