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平凡社新書 1009

お酒はこれからどうなるか

新規参入者の挑戦から消費の多様化まで

著:都留 康

紙版

内容紹介

お酒の国内消費が減少するなかで、従来の枠組みや伝統にこだわっていては、産業は衰退するだけだ。だが、その壁を打ち破ろうとする新たな動きもある。その挑戦を紹介し、意義を分析する。

目次

はじめに

第1章 日本酒 続く新規参入者の挑戦
日本酒の製法
製品差別化の2方向
…………
第2章 日本ワイン 「宿命的風土」を乗り越える苦闘
ワインの製法
ワインの国内市場の動向
…………
第3章 梅酒 古くて新しいお酒
梅酒の歴史と製法
梅酒の魅力
…………
第4章 日本のジン クラフトジンの挑戦
ジンとは何か
世界に広がったクラフトジンの市場
…………
第5章 家飲み 晩酌という独自の文化
外飲みが多い海外
家飲みが多い日本
…………
第6章 居酒屋 世界にもまれな飲食空間
英国パブの成り立ち
日本の居酒屋の成り立ち
…………
第7章 醸造所・蒸溜所が併設された飲食店 究極の「地産地消」
併設飲食店の設置状況
醸造所・蒸溜所が併設された飲食店の事例
…………
第8章 ノンアルコール市場の拡大 選択肢の多様化の先にあるもの
酒は百薬の長か
Jカーブ効果
…………
おわりに お酒のこれからを考える
多様化が進む国内市場/製品差別化と市場創出の重要性……
あとがき
参考文献

ISBN:9784582860092
出版社:平凡社
判型:新書
ページ数:232ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2022年08月
発売日:2022年08月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TDCT