平凡社新書 887
江戸の目明し
著:増川 宏一
紙版
内容紹介
時代劇でつねに活躍する目明しは単なる正義の味方などではなかった。豊富な史料から、犯罪者が目明しになるという驚きの事実を語る。
目次
はじめに
第一章 天保期の世相と目明し
一、三之助事件
二、碁打ち林元美
三、町人のぜいたく
四、町民への規制
五、歌舞伎への敵視
第二章 天保の改革と目明し
一、出版規制
二、彩色禁止
三、賭博禁止
四、名主と公事人
五、その他の規制
第三章 目明しの実態
一、目明しの始まり
二、目明しは必要悪か
三、目明しの悪業
四、同心上申書
五、与力と同心
第四章 幕藩体制の歪み
一、水野忠邦の失脚
二、調査の続行
三、改革の緩み
四、目明しの肥大
五、幕藩体制の矛盾
おわりに
あとがき
参考文献一覧
ISBN:9784582858877
。出版社:平凡社
。判型:新書
。ページ数:184ページ
。定価:780円(本体)
。発行年月日:2018年08月
。発売日:2018年08月17日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LAZ。