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平凡社新書 854

老いない人は何を食べているか

著:松生 恒夫

紙版

内容紹介

長寿県といわれる地域では、どのような食材が食べられてきたのか。見た目も若く健康的な人生を過ごすにはどうすればいいかを紹介。

目次

はじめに
ポール・マッカートニーはなぜ若い?
第1章 なぜ、人は老いていくのか
老化という現象
加齢による消化管の変化
腸の機能低下
加齢による筋量・筋力の減少

第2章 老いの程度を決定する「見た目」
「見た目」に関する2つの調査
東洋医学の望診(視診)に対する考え方
腸内環境も「見た目」に影響を与える

第3章 「老いない人」は何を食べているか
ミック・ジャガーのスリムの秘密
玄米を中心とした食生活、喜多嶋修
玄米菜食主義を説いた石塚左玄
玄米菜食からマクロビオティックスへ
ミス日本スマイル賞を受賞した赤須知美の食事
オーガニック・ライフのすすめ

第4章 腸ストレスこそ老いの原因
腸ストレスとは何か
腸内フローラを改善する
腸内環境をコントロール

第5章 腸を健康にする食べ方で老いを防ぐ
様ざまな食材で腸の働きをよくする
腸内にもっとも多く棲むビフィズス菌の力
腸管免疫を維持して病気を防ぐ
腸の退化・老化による慢性炎症と便秘について
免疫力を高めるのに必要な栄養素グルタミン
グルタミンはどのような食材から摂るか
免疫に関する様ざまな食品や食材を知ろう

第6章 老いを防ぐには健康的な生活も必須
適度な運動が腸管運動を促進する
ストレスの根本を考える
副交感神経を活発にする
思い出し法でストレスフリーの生活へ

第7章 健康長寿と呼ばれる地域の食の秘密とは
本来、日本人が食べていた大麦(もち麦)の力
愛媛県で大腸癌の死亡率が低いわけ
あるスペイン人の食生活
クレタ島の伝統的な地中海型食生活
山梨県の棡原地区はなぜ健康長寿だったのか
沖縄の「ぬちぐすい」という文化
なぜ、長野県は日本一の長寿地域になったのか
和食のよさを見直そう
長寿食で使われる食材やその成分・効用を知る
あとがき

著者略歴

著:松生 恒夫
1955年東京都生まれ。松生クリニック院長。医学博士。80年、東京慈恵会医科大学卒業。同大学第三病院内科助手、松島病院大腸肛門病センター診察部長を経て、2004年1月より現職。日本内科学会認定医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医、日本消化器病学会認定専門医。『老いない腸をつくる』『老いない人は何を食べているか』(ともに平凡社新書)、『腸はぜったい冷やすな!』(光文社新書)、『日本一の長寿県と世界一の長寿村の腸にいい食事』(PHP新書)など著書多数。

ISBN:9784582858549
出版社:平凡社
判型:新書
ページ数:200ページ
定価:780円(本体)
発行年月日:2017年09月
発売日:2017年09月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MBN