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平凡社新書 836

新版 アニメーション学入門

著:津堅 信之

紙版

内容紹介

アニメーションとは何か。いつ、どこで、誰がどんな作品を創ったのか。最新事情を踏まえた「アニメーション学」の新たな定番。

目次

《目次》
はじめに

第一部 総論
第一章 アニメーションとは何か
1、「アニメ」と「アニメーション」
2、映画技法としてのアニメーションの定義
3、アニメーションの分類
4、表現としてのアニメーションの特性
5、アニメーション制作の流れ
第二章 海外アニメーション史
1、アニメーション技術の発見
2、ディズニーの功績と影響
3、第二次世界大戦後の多様化
4、「アニメーション・アート」の自立
第三章 日本アニメーション史
1、一九二〇~五〇年代──模倣から模索へ
2、テレビアニメの発明──東映動画と虫プロダクション
3、アニメブーム
4、スタジオジブリ
5、デジタル化による革新と今後
第四章 学問としてのアニメーション
1、アニメーション研究略史
2、アニメーションの研究領域
第五章 現代アニメーションの新たな位置づけ
1、クールジャパン
2、アニメによる地域振興
3、知的財産としての諸問題
4、産業としての諸問題

第二部 各論
第六章 日本のアニメーション
1、テレビアニメ
2、劇場用長編アニメ
3、オリジナルビデオアニメ(OVA)
4、ネット配信アニメ
5、CM、PVなど
6、教育用アニメーション
7、短編アニメーション
第七章 海外のアニメーション
1、アメリカ
2、カナダ
3、西欧諸国
4、ロシアおよび東欧諸国
5、中国および韓国

主要参考文献
アニメーション略年表
索引

著者略歴

著:津堅 信之
1968年兵庫県生まれ。近畿大学農学部卒業。アニメーション研究家。日本大学藝術学部映画学科講師。専門はアニメーション史。近年は映画史、大衆文化など、アニメーションを広い領域で研究する。主な著書に、『日本のアニメは何がすごいのか』(祥伝社新書)、『ディズニーを目指した男 大川博』(日本評論社)、『新版 アニメーション学入門』『新海誠の世界を旅する』(ともに平凡社新書)など。

ISBN:9784582858365
出版社:平凡社
判型:新書
ページ数:280ページ
定価:860円(本体)
発行年月日:2017年02月
発売日:2017年02月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:ATF