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赤ずきん

RED RIDING HOOD

著:ビアトリクス・ポター
絵:ヘレン・オクセンバリー
訳:角野 栄子

紙版

内容紹介

ポターの語る少女とオオカミと赤いフードのお話は、シャルル・ペローのオリジナル・フランス版により近い結末。一度、オオカミに食べられてしまったらもう二度と…。イギリスの田舎の風景、オクセンバリーの描く挿絵が美しい。

著者略歴

著:ビアトリクス・ポター
ビアトリクス・ポター(1866~1943年)は田舎の自然が大好きで、子ども時代の多くをそうした絵を描いたり動物の観察をしたりして過ごしました。ポターの有名なシリーズの根底には、自然界を愛する気持ちがあります。1902年に初めての著作として出版された “The Tale of Peter Rabbit"(『ピーターラビットのおはなし』福音館書店刊)は、病床の小さなお友だちに自身が送った絵手紙から生まれました。以来、ビアトリクス・ポターは22を超えるお話やわらべうた集を出版しました。
絵:ヘレン・オクセンバリー
ヘレン・オクセンバリー(1938年生れ)はその美しいイラストレーションで、何世代もの子どもたちを魅了してきました。ケイト・グリーナウェイ賞、エミール/クルト・マッシュラー賞などを受賞。『きょうはみんなでクマがりだ』(マイケル・ローゼン作)、『ふしぎの国のアリス』(ルイス・キャロル作 共に評論社刊)などたくさんの作品があり、『あかちゃんのえほん』シリーズ全5巻(文化出版局刊)は、1981年発行のロングセラーです。
訳:角野 栄子
角野栄子(1935年生れ)は早稲田大学教育学部卒業後、大手書店出版部に勤務し、結婚。35歳で作家デビューしました。1985年には『魔女の宅急便』(福音館書店刊)を発表。2000年に紫綬褒章、 2014年に旭日小綬章を受章。数多くの受賞歴があり、2018年、国際アンデルセン賞の作家賞を受賞しました。『一年生になるんだもん』『ようちえんにいくんだもん』(共に文、文化出版局刊)、『わたしがあかちゃんだったとき』『わたしようちえんにいくの』『ラプンツェル』『シンデレラ』『ねむりひめ』(以上翻訳、文化出版局刊)など、著書多数。

ISBN:9784579404827
出版社:文化出版局
判型:B5変
ページ数:40ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2020年11月
発売日:2020年11月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YNA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:XA