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金子みすゞ童謡集 わたしと小鳥とすずと

著:金子 みすゞ
監:矢崎 節夫

紙版

内容紹介

親しみやすい選集、珠玉の60編。《金子みすゞ全集》から60編を選び、旧仮名づかい・旧漢字を改めて、美しい装丁の小型本をまとめました。初めてみすゞに出会う方におすすめの本です。

目次

*章タイトルと収録作品
[お魚]お魚/大漁/土と草/草の名/しば草/木/土/まゆとはか/つもった雪
[春の朝]春の朝/足ぶみ/なかなおり/ふうせん/はだし/もういいの/あさがお/もくせい/どんぐり/あした
[みんなをすきに]みんなをすきに/おかし/わたしのかみの/さかむけ/あるとき/たもと/しかられるにいさん/犬/おひる休み/となりの子ども/くれがた/だいだいの花/だるまおくり
[つゆ]つゆ/木/わらい/はちと神さま/げんげの葉のうた/げんげ畑/朝顔のつる/夕顔/みこし/石ころ
[わたしと小鳥とすずと]わたしと小鳥とすずと/ふしぎ/次からつぎへ/星とたんぽぽ/茶わんとおはし/なしのしん/こよみと時計/ゆめとうつつ/だれがほんとを/こだまでしょうか/こころ
[すなの王国]すなの王国/美しい町/しょうじ/ぬかるみ/花のたましい/雪/日の光

著者略歴

著:金子 みすゞ
明治36(1903)年、山口県仙崎村(今の長門市)に生まれる。大正末期にすぐれた作品を発表し、西條八十に「若き童謡詩人の巨星」とまで称賛されながら、26歳の若さで世を去った。没後その作品は埋もれ、「幻の童謡詩人」と語りつがれるばかりとなったが、童謡詩人・矢崎節夫の長年の努力により512編の詩を収めた遺稿集が見つかり、没後50余年を経て出版された。そのやさしさに貫かれた詩句の数々は、確実に人々の心に広がっている。故郷には長門市立金子みすゞ記念館が開館、また現在13の言語に翻訳されている。
監:矢崎 節夫
昭和22(1947)年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。大学在学中より童謡・童話の世界を志し、童謡詩人佐藤義美、まど・みちおに師事。昭和57年、童謡集『ほしとそらのしたで』で、第12回赤い鳥文学賞を受賞。自身の創作活動の傍ら、学生時代い出会った一編の詩に衝撃を受け、その作者である童謡詩人金子みすゞの作品を探し続ける。16年ののち、ついに埋もれていた遺稿を見つけ『金子みすゞ全集』(JULA出版局)として世に出し、以後その作品集の編集・出版に携わっている。

ISBN:9784577610251
出版社:フレーベル館
判型:B6変
ページ数:164ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2020年09月
発売日:2020年09月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YDP
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ