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二見時代小説文庫

南町 番外同心1 名無しの手練

著:牧 秀彦

紙版

内容紹介

《 牧 秀彦、2年間の沈黙を破る新シリーズ第1弾! 》

名奉行の根岸肥前守と出自不詳の拳法同心は江戸の悪を許さない!
旅の若き僧が大川端で倒れ、経文と拳法の他は記憶喪失。
それがなぜ名奉行の下に?
御三卿清水家に秘められた開かずの間の謎とは?


名奉行根岸肥前守の下、名無しの凄腕拳法番外同心誕生の発端は、御三卿清水徳川家の開かずの間から始まった。
そこから聞こえる物の怪の経文を耳にした菊千代(将軍家斉の七男)は、物の怪退治の侍多数を拳のみで倒す手練の技に魅了され教えを乞うた。
願いを知った松平定信は、『耳嚢』なる著作で物の怪にも詳しい名奉行の根岸に、その手練との仲介を頼むと約した。

著者略歴

著:牧 秀彦
牧 秀彦 まき・ひでひこ
1969年東京都生まれ。
好評既刊に「辻番所シリーズ」(光文社文庫刊)、「江戸家老塩谷隼人」「日比野左内一手指南」「松平蒼二郎始末帳」シリーズ(徳間文庫刊)等がある。

ISBN:9784576220321
出版社:二見書房
判型:文庫
ページ数:288ページ
定価:700円(本体)
発行年月日:2022年03月
発売日:2022年02月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ